Chronicle 2004–2011

2004年から2011年までの著述、講演、講義などの活動の記録を、私自身の備忘のためにも、以下にまとめておきます。もしかすると、いくつか漏れがあるかもしれません。公刊していない講演の原稿や書評文などのうち、主要なものは、近いうちに本のかたちにまとめたいものです。2012年の活動の記録は、2013年になる前にまとめておこうと思います。

■2004年

  • 3月3日:広島市立大学国際学部公開講座「持続可能な社会を築くために──21世紀の戦争から持続する平和へ」の第7回講義において、「他者へのまなざしを問いなおす」と題する講義を行ないました。
  • 3月10日:広島市立大学国際学部公開講座「持続可能な社会を築くために──21世紀の戦争から持続する平和へ」の最終回ディスカッションにコメンテーターとして参加しました。
  • 4月~7月:広島市立大学国際学部にて、講義「現代思想I」、「西洋思想史I」、演習「基礎演習I」の講義を担当しました。また、日本赤十字広島看護大学にて、「人間の存在」の講義を担当しました。
  • 5月:ひろしまオペラ推進委員会に委員として参加しました。また、同委員会の昨年度の会計を監査しました。
  • 6月~7月:広島市立大学国際学部にて、「国際研究入門I」の講義(3回)を担当し、そのシンポジウムにパネリストとして参加しました。
  • 6月~10月:広島市区民文化センター活性化計画検討委員会に委員として参加しました。
  • 9月:ひろしまオペラ推進委員会広報誌『オペラ通信』に、「歌芝居のメタモルフォーゼン──ドイツ語によるオペラ小史」と題する論稿が掲載されました。
  • 9月:新日本フィルハーモニー交響楽団の2004・2005年シーズンの定期演奏会プログラムに寄せた、音楽監督クリスティアン・アルミンクのメッセージを翻訳しました。
  • 10月1日:上智大学哲学会『哲学論集』第33号に、「新たな美的経験としての知覚へ──ベンヤミンの「知覚論」としての美学」と題する論文が掲載されました。
  • 10月1日:広島市立大学国際学部『広島国際研究』第10号に、「応答から来たるべき正義へ──デリダの責任と正義をめぐる思考」と題する論文が掲載されました。
  • 10月9日:ひろしまオペラルネッサンス公演『魔笛』のプログラムに、「「「魔笛」──矛盾に満ちたリアリティを映し出すユートピアの瞬間」と題するプログラム・ノートが掲載されました。
  • 10月12日:広島市立大学国際学部学長指名教員海外派遣研修のため、ドイツのポツダムへ出発しました。(2005年2月12日まで滞在)

■ 2005年

  • 2月12日まで:広島市立大学国際学部学長指名教員海外派遣研修によりドイツのポツダムに滞在し、ベンヤミンの言語哲学についての研究を進めました。
  • 2月17~23日:広島市立大学にて全学共通科目「哲学B」の集中講義を行ないました。
  • 4月~7月:広島市立大学国際学部で専門科目「現代思想I」、「西洋思想史I」の講義、そして「基礎演習I」と「専門演習I」という2つのゼミを担当しました。「専門演習」では、ベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」を講読しました。日本赤十字広島看護大学では、「人間の存在」の講義を担当しました。
  • 5月19日:ひろしまオペラ推進委員会に委員として出席しました。また、同委員会の会計監査も担当しました。
  • 5月22日:一橋大学で開催された第64回日本哲学会大会において、「「母語」を越えて翻訳する──ベンヤミンとローゼンツヴァイクの翻訳概念のポテンシャル」という標題の研究発表を行ないました。
  • 6月25日:関西大学で開催された比較思想学会第32回大会のシンポジウム「歴史、経験、論理」にパネリストの一人として参加し、その席上「経験の廃墟から新たな歴史の経験へ──経験の可能性を探究するベンヤミンの思考をめぐって」という標題の論考を発表しました。
  • 10月1日:10月1日と2日に催された、ひろしまオペラルネッサンス公演「修道女アンジェリカ+ジャンニ・スキッキ」(プッチーニ作曲)のプログラムに、プログラム・ノート「死の影のなかから浮かびあがる新たな生の全貌へ──プッチーニの「三部作」に寄せて」を掲載しました。
  • 10月~2月:広島市立大学にて全学共通科目「哲学B」と国際学部専門科目「現代思想II」の講義、そして「基礎演習II」と「専門演習II」という2つのゼミを担当しました。「専門演習」では、ニーチェの『道徳の系譜』を講読しました。

■2006年

  • 2月:広島市立大学国際学部編『広島国際研究』第11巻に、論文「翻訳としての言語──「言語一般および人間の言語について」におけるベンヤミンの言語哲学」が掲載されました。
  • 2月25日:京都会館にて催された京都市立芸術大学大学院オペラ20周年記念公演(モーツァルト『魔笛』)プログラムに、2004年度ひろしまオペラルネッサンス公演プログラム・ノート「「魔笛」──矛盾に満ちたリアリティを映し出すユートピアの瞬間」が転載されました。
  • 3月:比較思想学会編『比較思想研究』第32号に、論文「経験の廃墟から新たな歴史の経験へ──経験の可能性を探究するベンヤミンの思考をめぐって」が掲載されました。
  • 4月:日本哲学会編『哲学』第57号に、論文「「母語」を越えて翻訳する──ベンヤミンとローゼンツヴァイクの翻訳概念のポテンシャル」が掲載されました。
  • 4月~7月:広島市立大学国際学部にて、「現代思想I」、「西洋思想史I」という2つの講義と、「専門演習I」と「基礎演習I」という2つの演習を担当しました。また、日本赤十字広島看護大学にて、「人間の存在」という講義を担当しました。
  • 9月30日:第15回ドイツ観念論研究会・実存思想協会合同研究会シンポジウム「インター・カルチャー論」に、パネリストとして参加し、「言語のディアスポラを生きる──文化の複数性を創造的に経験するために」という表題の提題を行ないました。
  • 10月~2月:広島市立大学国際学部にて、「現代思想II」、「西洋思想史II」、「国際研究入門II」(輪講)という3つの講義と、「専門演習II」を担当しました。
  • 10月7日:2006年度ひろしまオペラルネッサンス公演:モーツァルト『フィガロの結婚』のプログラムに「音楽による愛の救済、そして和解の希望」と題するプログラム・ノートが掲載されました。
  • 11月:広島市立大学国際学部編『広島国際研究』第12巻に論文「言語の解体と再生──ベンヤミン『ドイツ悲劇の根源』に内在する言語哲学」が掲載されました。

■2007年

  • 2月28日:『インパクション』(インパクト出版会)第156号に、吉村和真/福間良明編著『「はだしのゲン」がいた風景──マンガ・戦争・記憶』(梓出版会)の書評「「ゲン」体験と「正典」の解体」が掲載されました。
  • 4月~7月:広島市立大学国際学部において「現代思想I」、「西洋思想史I」、「国際研究入門I」(輪講)という3つの講義と「基礎演習I」を担当しました。また、大学院国際学研究科の「社会文化研究II-A」では、ヴァルター・ベンヤミンの「歴史の概念について」を講読しました。また、日本赤十字広島看護大学看護学部において「人間の存在」という講義を担当しました。
  • 4月25日:鹿児島のまちづくり県民会議が発行する月刊情報誌『まちづくり8・6ニュース』第155号に、「「平和」の摩滅に抗する映画の経験へ──ヒロシマ平和映画祭という試み」と題するエッセイが掲載されました。
  • 6月25日:実存思想協会編『実存思想論集XXII──レヴィナスと実存思想』(理想社)に、鹿島徹著『可能性としての歴史──越境する物語り理論』(岩波書店)の書評が掲載されました。
  • 7月:第2回ヒロシマ平和映画祭プレ・イヴェント「中東・パレスチナ関連映画特集上映」をコーディネートし、7月13日には広島市立大学においてミシェル・クレイフィ監督『石の賛美歌』の上映会を、翌14日には日本銀行旧広島支店においてサミール・アブドゥッラー+ジョゼ・レイネス監督『境界の作家たち』の上映会を、それぞれ岡真理さん(京都大学)の講演会とともに開催しました。
  • 8月3、20、21日:第2回ヒロシマ平和映画祭「ヒロシマそしてグローバルヒバクシャ──テレビドキュメンタリー特集上映」をコーディネートし、広島市まちづくり市民交流プラザと広島市立大学広島平和研究所で上映会を行ないました。
  • 8月:「ヒロシマが世界中のhiroshimasに開かれるために──中東・パレスチナ関連映画特集上映によせて」と題するエッセイが収められた『第2回ヒロシマ平和映画祭2007GuideBook』が刊行されました。
  • 8月17日:広島市映像文化ライブラリーで行なわれた第2回ヒロシマ平和映画祭シンポジウム「広島から世界中のhiroshimasへ」にパネリストとして参加しました。
  • 8月18、19日広島市現代美術館で行なわれた成蹊大学「アジア・政治・アート」プロジェクトの広島セッションにコメンテイターとして参加しました。
  • 10月~2月:広島市立大学国際学部において「現代思想II」、「西洋思想史II」という2つの講義と「専門演習II」を担当し、また全学共通の講義「哲学B」も担当しました。大学院国際学研究科の「社会文化研究II-B」では、ヴァルター・ベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」を講読しました。
  • 10月28日:上智大学哲学会第67回大会において「出来事から歴史へ──ベンヤミンとハイデガーの歴史への問い」と題する研究発表を行ないました。
  • 11月3日:ひろしまオペラルネッサンス公演『カルメン』プログラムに解説文「越境する自由、その鮮烈な響き──ビゼーの『カルメン』によせて」が掲載されました。
  • 11月11日:大阪大学で行なわれた日本現象学会第29回研究大会ワークショップ「ユダヤ的思想と現象学」にパネリストとして参加し、「メシアニズムなきメシア的なものの系譜──ベンヤミンとデリダの「メシア的なもの」をめぐる思考」と題する提題を行ないました。
  • 11月30日:「応答する力へ──ベンヤミンの言語哲学の射程」と題する論文が収められたドイツ観念論研究会の論文集『思索の道標をもとめて──芸術学・宗教学・哲学の現場から』(萌書房)が刊行されました。
  • 12月28日:カフェ・テアトロ・アビエルトで開催された東琢磨さん著『ヒロシマ独立論』(青土社)の合評会「東琢磨『ヒロシマ独立論』を語る夕べ」をコーディネートし、コメンテイターの一人として『ヒロシマ独立論』書評「「ひろしまの子」たちの声に耳を開く」を発表しました。

■2008年

  • 1月17日:中国新聞文化面に広島交響楽団第275回定期演奏会の演奏会評が掲載されました。
  • 2月:広島芸術学会会報第96号に、広島芸術学会第81回例会研究発表「『性格のない人間』における身体の一考察──R・ムージルの小さな物語をめぐって」(大山智徳)の報告が掲載されました。
  • 2月29日:『理想』(理想社)第680号「特集:ハイデガーという広場」に、「出来事から歴史へ──ベンヤミンとハイデガーの歴史への問い」と題する論文が掲載されました。
  • 3月19日:アステールプラザで開催された日本短歌大会in広島において、「耳を澄ます言葉へ──今ヒロシマを語り、歌う可能性へ向けて」と題する講演を行ないました。
  • 3月30日
  • ヴァルター・ベンヤミンについての記事が収められている『哲学の歴史第10巻:危機の時代の哲学──二〇世紀1』(中央公論新社)が刊行されました。
  • 4~7月:広島市立大学国際学部において、「共生の哲学I」、「社会文化思想史I」という2つの講義と、「基礎演習I」、「発展演習I」という2つの演習を担当しました。大学院国際学研究科においては、「社会文化研究II-A」と「総合社会研究セミナーA」(輪講)を担当しました。前者において、おもに酒井隆史『暴力の哲学』を講読しました。また、日本赤十字広島看護大学看護学部において「人間の存在」という講義を担当しました。
  • 4月27日:ひろしま女性学研究所で開催された、高橋博子著『封印されたヒロシマ・ナガサキ──米核実験と民間防衛計画』(凱風社)と私が執筆参加した『哲学の歴史第10巻:危機の時代の哲学──二〇世紀1』(中央公論新社)他の合評会「封印から目覚めたる出来事のために」にコメンテイターの一人として参加し、『封印されたヒロシマ・ナガサキ』の書評「封印の歴史を逆撫でする」を発表しました。
  • 7月26日:中国新聞文化面に広島交響楽団第281回定期演奏会の演奏会評が掲載されました。
  • 7月26日:広島県立美術館講堂で開催された広島芸術学会第22回大会シンポジウム「アートにおける「記録と記憶」」にパネリストの一人として参加し、「未聞の記憶へ──記憶の痕跡としての、想起の媒体としての芸術作品の経験、その広島における可能性によせて」と題する報告を行ないました。
  • 8月:『哲学の歴史別巻──哲学と哲学史』(中央公論新社)に、「翻訳としての言語活動」と題する著者アンケート回答文が掲載されました。
  • 8月31日:ひろしま市民活動ネットワークHeart to Heartで開催されたH8公開シンポジウム「議長サミットを前に市民は何をなすべきなのか」にパネリストの一人として参加し、「広島からG8批判のための理論を」と題する報告を行ないました。
  • 10月~2月:広島市立大学の全学共通科目として「哲学B」を、また国際学部の専門科目として「共生の哲学II」、「社会文化思想史II」を担当しました。大学院国際学研究科においては、「社会文化研究II-B」を担当し、ベンヤミンの「暴力批判論」をおもに講読しました。
  • 11月8日:ひろしまオペラルネッサンス公演『ドン・ジョヴァンニ』プログラムに、「誘惑者の音楽、あるいは飼い馴らしえない生の肯定──モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』によせて」と題するプログラム・ノートが掲載されました。
  • 11月:日本現象学会『現象学年報』第24号に、「メシアニズムなきメシア的なものの系譜──ベンヤミンとデリダの「メシア的なもの」をめぐる思考」と題する論文が掲載されました。

■2009年

  • 2月:東琢磨編『広島で性暴力を考える──責められるべきは誰なのか?:性・家族・国家』(ひろしま女性学研究所)に、「広島からG8批判のための理論を──覚え書き風のスケッチとして」が掲載されました。
  • 2月:寄川条路編『インター・カルチャー──異文化の哲学』(晃洋書房)に、「言語のディアスポラを生きる──ディアスポラの言語哲学から新たな文化の言語へ」と題する論文が掲載されました。
  • *書名をクリックすると、晃洋書房ウェブ・サイト内の書籍案内のページへジャンプします。
  • 3月:広島市文化財団文化情報誌『To You』に、「親密な雰囲気のなかに作品への愛が響く「モーツァルトのサロン」」と題する演奏会評が掲載されました。
  • 3月:現代美術展「Hiroshima Art Document 2008」 カタログに、「記憶する身体と時間」と題するエッセイ(英語版付き)が掲載されました。
  • 4~7月:広島市立大学国際学部で、「共生の哲学I」、「社会文化思想史I」という2つの専門科目の講義と、「専門演習I」、「卒論演習」という2つの演習とを担当しました。また6月には、「世界の文学」という全学共通のオムニバス講義の1回を担当しました。大学院国際学研究科では、「総合国際社会研究セミナーA」と「現代思想I」を担当しました。また、広島大学で教養科目の講義「哲学A」を担当しました。日本赤十字広島看護大学看護学部では、「人間の存在」という講義を担当しました。
  • 5月:『図書新聞』2920号に、細見和之著『ベンヤミン「言語一般及び人間の言語について」を読む』(岩波書店)の書評「言語的表現はこの世界で起きている出来事の証言である」が掲載されました。
  • 9月:ひろしまオペラルネッサンス公演『椿姫』に、プログラム・ノート「全宇宙と半分の世界との狭間で──ヴェルディの『椿姫』によせて」が掲載されました。
  • 10月~2月:広島市立大学国際学部で、「共生の哲学II」、「社会文化思想史II」という2つの専門科目の講義と、「専門演習II」、「卒論演習」という2つの演習を担当しました。また、全学共通科目「哲学B」を担当しました。大学院国際学研究科では、「現代思想II」を担当しました。また、広島大学で教養科目の講義「哲学B」を担当しました。広島都市学園大学看護学部では、「哲学」の講義を担当しました。
  • 11月~12月:ヒロシマ平和映画祭2009に実行委員の一人として参加し、特集「アメリカ、オキナワ、ヒロシマ」関連の上映会、シンポジウム、トーク・セッションをコーディネイトしました。また、映画祭ガイドブック『ヒロシマ平和映画祭2009 Guide Book』に、「新たな戦争を内側から乗り越えるために──「アメリカ、オキナワ、ヒロシマ」によせて」と「三池──終わらない探鉱の物語」の2つの記事が掲載されました。
  • 11月:広島芸術学会報第105号に、「東アジアの現代音楽祭2009inヒロシマ」のシンポジウム報告記「生の根源から響く音楽の未来へ──シンポジウム「東アジアの音楽とコスモロジー」を聴いて」が掲載されました。
  • 12月:『原爆文学研究』第8号に、「8月29日と30日に広島大学を会場に開催された「第三回戦後文化運動合同研究会・第28回原爆文学研究会合同研究会:〈広島/ヒロシマ〉をめぐる文化運動再考──「つながり」と想像力の軌跡」の報告「飼い馴らされることのない詩と批評の力を今ここに」が掲載されました。

■2010年

  • 1月:『図書新聞』2950号に、サイモン・クリッチリー著『哲学者たちの死に方』(杉本隆久+國領佳樹訳、河出書房新社、2009年)の書評「哲学者たちが死にゆく姿のうちに死に向き合う思考の糸口を探る──他者の死を看取る経験が、私たちを自分自身に立ち返らせる」が掲載されました。
  • 2月:広島市立大学国際学部の同僚との共著で、広島市立大学国際学部国際社会研究会編『多文化・共生・グローバル化──普遍化と多様化のはざま』をミネルヴァ書房より刊行されました。そのなかに、「他者との来たるべき共生へ向けた哲学的試論──歓待と応答からの共生」という論文が掲載されました。
  • 4月:広島市立大学国際学部で開講している「共生の哲学」の講義をもとに、単著『共生を哲学する──他者と共に生きるために』をまとめ、ひろしま女性学研究所より上梓しました。6月13日には、版元を主宰する高雄きくえさん、『ヒロシマ独立論』(青土社)の著者東琢磨さん、シャリバリ地下大学学長の行友太郎さんを中心に、本書の刊行記念会も開いていただきました。
  • 4月:胡屋武志さん、田中均さん、野内聡さん、安井正寛さんとの共訳で、クリストフ・メンケ『芸術の至高性──アドルノとデリダによる美的経験』の翻訳を御茶の水書房より上梓しました。
  • 4~8月:広島市立大学国際学部で、「共生の哲学I」、「社会文化思想史I」という2つの専門科目の講義と、1年次生向けの「基礎演習I」と2年次生向けの「発展演習I」という2つの演習を担当しました。また、大学院国際学研究科では、「現代思想I」を担当しました。広島大学では、教養科目「哲学A」の講義を担当しました。日本赤十字広島看護大学看護学部では、「人間の存在」の講義を担当しました。
  • 6月:『図書新聞』2969号に、佐藤貴史著『フランツ・ローゼンツヴァイク──〈新しい思考〉の誕生』(知泉書館)の書評「他者とともにある生への門口を『救済の星』のうちに探り当てる──ローゼンツヴァイクの生涯を背景にその主著の構成を明確に描き出す」を掲載しました。
  • 8月:ひろしまオペラルネッサンス公演『カルメル会修道女の対話』プログラムに、プログラム・ノート「恐怖の時代に生きる者たちの魂の歌、そして神の沈黙──プーランクの『カルメル会修道女の対話』によせて」が掲載されました。また、ひろしまオペラ・音楽推進委員会委員としてこの公演の成果をPRするコメントが、9月10日付の中国新聞に掲載されました。
  • 9月:『広島芸術学会報』第109号に、「ひろしまを描く──映像とことば」をテーマとした広島芸術学会第24回大会シンポジウムの報告「「ひろしまを描く」場を今一度開くために──シンポジウム「ひろしまを描く──映像とことば」を聴いて」(表題をクリックすると、『広島芸術学会報』のウェブ版のページへジャンプします)が掲載されました。
  • 9月:雑誌『旬遊』(メディクス)第30号「書斎から」第6回として、インタヴュー記事が掲載されました。
  • 10月~2月:広島市立大学国際学部で、「共生の哲学II」、「社会文化思想史II」という2つの専門科目の講義と、1年次生向けの「基礎演習II」と2年次生向けの「発展演習II」、それに「卒論演習」という3つの演習を担当しました。また、全学共通科目「哲学B」も担当しました。広島大学では、教養科目「哲学B」の講義を担当しました。広島都市学園大学看護学部では、「哲学」の講義を担当しました。
  • 10月16日 :性暴力を考えるための基礎講座の谷田川知恵さん(刑法、ジェンダー法)を講師に招き、広島市女性教育センターにて開催された第2回講座にて、聞き手として「性暴力の歴史を食い止めるために」という表題で発言しました。
  • 11月:ヒロシマ平和映画祭2009シンポジウムの記録に、第2回ひろしま映画論講座における私の講演録をイントロダクションとして添え、さらに映画祭ガイドブック収録のエッセイ等を加えた編著『ヒロシマ、オキナワ、アメリカ──新たな戦争を越えるために』を、ひろしま女性学研究所より上梓しました。
  • 12月1日:朝日新聞広島版「論!2010:ヒロシマ・ナガサキ」欄に「広島は自律的思考を」というインタヴュー記事が掲載されました。
  • 12月4日:日本ディルタイ協会の第2010年度大会の共同討議「歴史を語るとは?」に参加し、「歴史を語る言葉を求めて──ベンヤミンの歴史哲学を手がかりに」という表題の報告を行ないました。
  • 12月25日:カフェ・テアトロ・アビエルトで開催された西谷修さんの講演会(シャリバリ地下大学特別講義)で対談の聞き手を務め、「『チョー哲学』するために──『生きものの理性』を求めて西谷修さんに学ぶ」という表題で発言しました。

■2011年

  • 1月28日~2月13日 :広島市立大学社会連携プロジェクト研究「ヒロシマと世界をつないで平和を探究する映像文化の形成」事業として、ヒロシマ平和映画祭実行委員会との協働の下、「表現の臨界点(Critical Point)──広島の現在と赤狩り、安保、沖縄」というテーマで、一連の映画上映会やシンポジウムを企画し、開催しました。とくに、1月28日の「東アジアの国際理解を深め、平和をともに考える映画上映会&討論会」では司会を務め、2月5日の「抵抗としての文化の想像力を問う映画上映会&シンポジウム」をコーディネイトしました。
  • 2月19日:カフェ・テアトロ・アビエルトで開催されたTremolo Angelosの公演「ホシハ チカニ オドル──Dialogues in the Dark」アフター・トークにゲストとして招かれ、公演のテーマや感想をお話ししました。
  • 3月31日:広島市立大学語学センターのニューズレター第40号に、「映画の経験への誘い」と題する短いエッセイが掲載されました。
  • 4月~7月:広島市立大学国際学部にて、「共生の哲学I」、「社会文化思想史I」という2つの専門科目の講義と、「発展演習I」、「専門演習I」という2つの演習を担当しました。また、大学院国際学研究科では、「現代思想I」を担当するとともに、「平和学概論」の講義も1回担当しました。全学共通系科目の「世界の文学」の講義も2回担当しました。広島大学では、教養科目の「哲学A」の講義を担当しました。日本赤十字広島看護大学では、「人間の存在」という講義を担当しました。
  • 7月1日:上記の2月5日のシンポジウムの記録を中心にまとめた編著書『広島の現在と〈抵抗としての文化〉──政治、芸術、大衆文化』をひろしま女性学研究所より上梓しました。
  • 7月8日:広島市立大学「知のトライアスロン」事業の出張講座を、広島市映像文化ライブラリーにて行ない、吉村公三郎監督の『その夜は忘れない』およびその同時代の映画を紹介しました。
  • 7月29日:広島文教女子大学附属高等学校の広島市立大学訪問に合わせ、模擬講義を行ないました。
  • 7月31日:かながわ国際交流財団湘南国際村学術研究センターの青少年国際セミナーにて講義を行ないました。
  • 8月3日:広島市アステールプラザの芸術劇場シリーズにおける下鴨車窓の『人魚』の公演後、演出家田辺剛さんとアフター・トークを行ないました。
  • 9月10日:ひろしまオペラルネッサンス公演(プッチーニ『ラ・ボエーム』)のプログラムに、「街に躍り出る自由と屋根裏部屋の友愛、そして貧しき者たちの恋」と題するプログラム・ノートが掲載されました。
  • 10月~2月:広島市立大学国際学部にて、「共生の哲学II」、「社会文化思想史II」という2つの専門科目の講義と、「哲学B」という全学共通科目の講義、それに「発展演習II」、「専門演習II」という2つの演習を担当しました。また、大学院国際学研究科では、現代思想IIを担当しました。広島大学では、教養科目の「哲学B」の講義を担当しました。広島都市学園大学では、「哲学」の講義を担当しました。
  • 11月5日:広島市東区民文化センターで行なわれた第七劇場ワールドツアー日本公演チェーホフ『かもめ』の公演後、ポストパフォーマンス・トークにて演出家鳴海康平さんと対談しました。
  • 11月30日 :日本ディルタイ協会の機関誌『ディルタイ研究』第22号に、論文「歴史を語る言葉を求めて──ベンヤミンの歴史哲学を手がかりに」が掲載されました。
  • 12月10日:広島市立大学講堂小ホールにて行なわれるヒロシマ平和映画祭2011の催し「抵抗としての文化を語るII」で、奥間勝也監督『ギフト』とJ・M ・ストローブ+ D・ユイレ監督『アンティゴネ』の上映後に行なわれるシンポジウム「抵抗としての文化を想像/創造する──オキナワとヒロシマから」にパネリストとして参加しました。また、この催しの紹介と、これらの作品をはじめ3作品の紹介を、ヒロシマ平和映画祭2011ガイドブックに寄稿しました。
  • 12月10日 :中央公論新社より、晩年のアドルノが「アウシュヴィッツ」に至ったナチズムの過去を克服するとは何を意味するのかを考察するとともに、そのための教育の課題を論じ、可能性を切り開こうとする講演と対談を集めた『自律への教育』を、原千史さん、小田智敏さんとの共訳で上梓しました。
  • 12月29日 :ひろしま女性学研究所より刊行された、広島から東日本大震災の被災地を訪ねた記録とともに、大震災と原発の人災がもたらしたものを広島から問う論考を集めた『「大震災」とわたし──Different Voices from Hiroshima, 2011』に「「復興」を越えて」と題するエッセイが掲載されました。

 

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